Midnightシーズン2初回調整、セット効果の力を基礎アビリティへ移行
初回調整はクラスセットを見直し、複数のスペックを強化し、PvPを高速化します。Blizzardはシーズン序盤の調整日程も公開しました。
Midnightシーズン2は大規模なバランス調整で始まります。弱いスペックの強化や強いスペックの弱体化だけでなく、新しいVenomous Abyssセットの力を基礎アビリティへ移す変更もあります。セットボーナスの割合だけでは全体像を誤解しかねません。
同じ公式投稿はPvPの遅い展開も改善しようとしています。ダメージ役とタンクのPvPトリンケットセットの主能力値ボーナスを上げ、各スペックにも個別調整を加えます。適用予定は開幕時の各地域の週間メンテナンスです。
Blizzardが序盤の調整日程を公開
Season 2 Class Tuning Plansでは、最初の見直しをシーズンの進行に合わせています。欧州は8月19日に開幕し、Venomous AbyssのNormal、Heroic、Mythicと、新しいMythic+・PvPシーズンが始まります。欧州の予定日は次のとおりです。
- 8月19日:シーズン2開幕
- 8月26日:実稼働の最初の1週間を経た調整
- 9月2日:第2週の調整
- 9月23日:第5週の調整
- 必要に応じて追加調整
9月下旬からシーズン3開幕までに、さらに約4回の調整を想定しています。ただし確約ではなく、深刻なバグや不健全な性能傾向には早期のホットフィックスも可能です。
この方針は意図的に慎重です。MythicのUla'tekが倒され、装備・セット・エンカウンターの相互作用が実データで分かる前に、序盤のMythic攻略中に大きく環境を変えたくないとしています。
セット弱体化がスペック全体の弱体化とは限らない
初回の主な傾向は力の移転です。Venomous Abyssボーナスが目標を超える場合、セットを下げつつ基礎ダメージを上げることがあります。特定の2部位・4部位効果の有無への過度な依存を減らす狙いです。
Frost Death Knightは全アビリティのダメージが9%増えますが、2部位の攻撃速度とIcy Death Torrentのボーナスは半減します。Arcane Mageは基礎ダメージが3%増える一方、2部位のArcane Missilesボーナスが20%から5%に下がり、4部位の倍率も低下します。
Fury Warriorは総ダメージが6%増えますが、4部位のBloodthirstとRecklessnessの数値が下がります。Subtlety Rogueも基礎ダメージが6%増え、4部位の効果は100%から60%になります。
同様の再配分で最大なのはDevourer Demon Hunterです。全アビリティのダメージが14%増えますが、Reap、Cull、Eradicateと、4部位のsoul fragment・Reapボーナスは下がります。単一の割合では説明できず、強すぎるセット発動中の時間帯を抑え、その外側を底上げする調整です。
ヒーラー調整は別々の問題に対応
BlizzardによるとRestoration Druidは回復とダメージの両方で遅れており、PvEで回復が4%、ダメージが20%増えます。Mistweaver Monkは回復が8%増え、4部位ボーナスがより頻繁に発動します。
Discipline Priestは逆方向です。ダメージは30%減りますが、Atonementの変換率は32%から46%へ上がり、Entropic Riftも強化されます。他のヒーラーに比べ高すぎたダメージを下げつつ、実際の回復能力まで同じ割合で失わせない狙いです。
Holy PriestのOracle側には大きな回復強化があり、Enlightenmentのマナ再生も改善します。一律の割合強化ではなく、ビルド間の競争力を整える変更です。
弱体化だけではない
Assassination Rogueのダメージは4%、Enhancement Shamanは5%増えます。Demonology Warlockの2部位はImplosionを強化し、Beast Mastery Hunterの4部位は複数対象への同時攻撃と単体の両方で強化されます。
ビルドの選択肢を保つ個別修正もあります。よく引用される数字1つで判断せず、自分のスペックの項目全体を確認しましょう。
PvP共通変更で展開を高速化
ダメージ役とタンクのPvPトリンケットセットの主能力値ボーナスは15%から20%へ上がります。戦闘が想定より遅いため、ヒーラー以外の圧力をPvP全体で高めると説明されています。
個別調整ではRetribution Paladinのダメージが増える一方、味方支援のクールダウン効果が下がります。Restoration DruidとHoly PaladinのPvP回復は減少、Restoration ShamanのFarseerは強化、Destruction WarlockのSoul Fireダメージは減少します。Fire MageはPyroblastが強化され、MeteorとComet Stormが弱体化されます。
この組み合わせはトリンケットの5パーセントポイント差以上に重要かもしれません。全体の圧力上昇と回復・支援の変更が重なると、倒し切れる時間帯が早く訪れる可能性があります。
プレイヤーが今すること
シミュレーション、タレント推奨、装備比較の更新は実際の適用後に行いましょう。セット値の変更で2部位・4部位の切り替え目安が動き、基礎能力の強化による補完も装備水準によって異なります。
次の注目は8月26日です。レイド、Mythic+、PvPの実データが丸1週間そろう最初の予定調整になります。開幕でスペックやセット効果が想定範囲を外れた場合、その見直しが今後の方向を示す最初の大きな手掛かりです。
今回の調整はシーズン2のバランス議論の終わりではなく始まりです。強すぎるセット効果を基礎能力へ移し、最適ビルドの狭さを別の狭い選択肢に置き換えるだけで終わらずに済むかが焦点です。
情報源と記事の範囲
この記事は、Blizzardの公式フォーラム投稿をwow-anniversary.fiが独自に要約したものです。原文をそのまま転載したものではありません。